水商売協会ロゴ

本当の人脈の作り方

HOME > 会員限定コンテンツ > 本当の人脈の作り方
2019/05/13 (月)

本当の人脈の作り方

 

今回は「人脈」について考えてみましょう。

 

Facebookでつながっていることが「友達」だと思っている人がいるようです。

 

また、名刺交換や連絡先交換をしただけで、その人とつながったような気になる人がいるようです。

「人脈=自分が利用できる人」と考えている人もいるようです。

当然、これらは全て間違いです!

「人脈」というものを一言で説明することは難しいですが、本当の人脈とは、どちらかというと友達に近い存在……。「お前が言うなら、力を貸すよ」と言ってくれるような強力な存在です。

この人脈というものは、あなたが余程の有名人であるか、明らかに有能な人物でない限り、あちらから寄ってくるものではありません。人脈を得たいならば、自分の手で作らなくてはいけません。では、具体的にどう行動すればよいのでしょうか。

 

「はじめまして」の後に、最低一回は、お食事や飲みに行ったことがあること。相手に仕事をふったりしたことがあること。

これらは、最低限の条件ではないでしょうか。

 

そして、あなたがその人を「利用しよう」という「下心」を一切捨てること。これはホステスさんの営業にも通じるものがあって、ホステスさんがお客様を「利用しよう」という下心が前面に出てしまった場合、お客様である男性も「下心」で寄ってくるのは仕方のない現実です。

 

しかし、皆さんご存知の通り「下心」だけでは、来店の動機付けは、なかなか難しいですし、結果的に長くは続かない苦しい営業になってしまいます。

 

純粋に相手と仲良くなりたい。その人の力になれることがあるならなりたい。そんな気持ちで人と接することです。

この行動によって、すぐに仕事上で直接的な取引が発生することはほとんどありませんし、期待もしない方が良いでしょう。

しかし、長期的にみると「あぁ、こんな日のために、あの時出会ったのだなぁ」と、運命のように人脈全てが結果的につながってくる場面に遭遇します。

下心なく、純粋に仲良くなろうと、こちらから努力をする。自分のことはさておき、相手の力になろうと努力をする。

これが人脈の作り方です。

これが日常になれば、キャストとしての営業も、その後の人生も、きっとうまくいくでしょう。

PAGETOP

日本水商売協会 ――コロナ禍の「夜の街」を支えて (ちくま新書)

ナイトクイーングランプリの運営元、日本水商売協会の代表「甲賀 香織」氏 の著書が発売されました。

新型コロナウィルス感染症の震源地として名指しされた「夜の街」。差別的扱いの実態から成長産業としての魅力まで、業界団体代表が業界の全体像を描きます。

AMAZONで見る