分かりやすい表現で、結論から言います。
ケチな子は絶対に売れません!
「でも、お金が欲しいから働くのだし、
実際に手元にお金が無いのだからケチになっても仕方ない」
と思う人もいるでしょう。
しかし、そういった厳しい状況と仮定したとしても、
キャストという職業柄、例え強がりであっても
「私の貯金通帳には1億円くらいは常に入っているのよ」
という気持ちや雰囲気でいなければいけません。
水商売始めたての頃は、本当にお金が無い人も少なくありません。
そんな時に「日払いOKだったら、日払いにしてもらおうかしら……」
と思うのも無理はありませんよね。
でも、ちょっと待って下さい!
それも実はNGです。
お店に「お金に困っている人」と位置付けられてしまうと、
マイナスの影響があることも忘れてはいけません。
「良いお客様と出会いたい。たくさん紹介してほしい」
もし、あなたがそう思うのだったら、
例えやせ我慢でも、その時点から一流のキャストと
同じ行動をとらなければなりません。
「小金」にこだわって、お客様にタクシー代をねだったり、
お客様から「タバコを買ってきて」と頼まれタバコをお渡しする際に、
タバコ代をもらおうと手を差し出したりするようなことは、もってのほかです。
お客様は、嗅ぎ分けます。
一流の人間か、二流以下の人間かを。
目先の「小さなお金」に惑わされ、
先々の「大きなお金」を失うことがないようにしましょう。
新人であっても、凛としたカッコいい背中のキャストでいてくださいね。
六本木の業界の帝王もおっしゃっていました。
「武士は食わねど高楊枝。これが俺の哲学だ。」
と。
ナイトクイーングランプリの運営元、日本水商売協会の代表「甲賀 香織」氏
の著書が発売されました。
新型コロナウィルス感染症の震源地として名指しされた「夜の街」。差別的扱いの実態から成長産業としての魅力まで、業界団体代表が業界の全体像を描きます。