自分のお客様同士をつなぐという営業方法があります。
銀座ではある程度主流で、つなぎ方は様々です。
経営者の方なら、ビジネスマッチング的な形で「Aさんの事業とBさんの事業が手を結んだら、
きっといい感じ!」と自分で推測して紹介をする。
ただ、これはビジネス経験などがある程度ないと、なかなか難易度が高いはずです。
もう一つは、休日などにイベントを開き(お店が主催でも、自分が主催でも)自分のお客様を呼び、
自然と仲良くしていただくという流れです。
では、なぜこうまでして、お客様同士を仲良くさせると良いのでしょうか。
それは、自分の応援団が作れるからです。秋葉原の地下アイドルの応援団の団結力が近いでしょうか。
実際に女の子から自分が好かれるかどうかということは二の次(?)になり、
応援すること自体が楽しくなってしまうのです。
すると、今までのような「自分の席が短い!」などというヤキモチからのクレームもなくなるし、
来店頻度は上がるし、応援団的な存在は、自分のお店での存在感を増せるし、
妙なネチネチした誘いはされなくなるし、応援しているからこそ、お客様を紹介してくれるし、良いことずくめです。
お店のオーナーママなどは、一般的にこういう種類の接客がベースとなっている場合も多いのです。
ちょっぴり高度な営業手法ではありますが、もし勝算があるようならチャレンジしてみてくださいね。
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