もし、あなたが人生に不安を感じているとしたら、それは、しっかりとしたルートが見えていないことが原因ではないでしょうか。
自分の人生は自分で決める権利があります。
本気でなろうと思えば、何にでもなれるのです。
ただ、そのために、何がどのくらい必要か、いつまでにそうなるのか、具体的に考えてみてください。
キャストは、危機感をいつも持たねばいけません。お客様と楽しくお酒を飲んでいる間にも、自分が昼間に寝ている間にも、同年代の皆さんは、社会人としての能力をどんどん磨いています。
周囲の方の支えで今の自分が成立していることを理解せず、自分の能力や美貌だと勘違いしているようでは、一人で立たねばならないとき、実際に一人では何もできないことに気がつくでしょう。
いざ、水商売を卒業しようと思っても、例え契約社員でも雇ってもらうことは、想像よりも厳しいです。まして、今までと同等の給料がもらえることも、まずありません。(生きて行くだけで精一杯くらいのお金と言う方が近いかもしれません)
一方、水商売卒業後に、夢を叶えている人、輝いて生きている人も沢山います。
ですから、もし自分のお店を出したいのであれば、お店を出すために何が必要かを一生懸命考える。素敵なお嫁さんになりたいのであれば家事の技能を磨く。起業したいのであれば、夜働きながら昼間は準備のために動き出してみるなど、やるべきことは満載です。
そして、どんな仕事であれ、自分が選択した仕事として真摯に向き合い結果を出すことで、将来、仕事の幅が変わってくるはずです。
あなたが抱えている将来への不安を払しょくするためにも、1日1日を真剣に、危機感を持って生きていただくことを願います。
ナイトクイーングランプリの運営元、日本水商売協会の代表「甲賀 香織」氏
の著書が発売されました。
新型コロナウィルス感染症の震源地として名指しされた「夜の街」。差別的扱いの実態から成長産業としての魅力まで、業界団体代表が業界の全体像を描きます。