「職業に貴賎なし」という言葉があります。
どんな仕事であっても、社会に必要とされ、貴い仕事も卑しい仕事もないという意味です。
しかし、残念ながら現実は、この言葉通りではありません。「お水のネーチャン」というような表現で男性からひとくくりにされるなど、まだまだ悔しい場面に遭遇することがあります。この業界の厳しさを経験したこともない女性から、眉をひそめられたりします。親戚から嘲笑されたりもします。
だからこそ、自分だけは自分の仕事に強い信念と誇りを持ち、目先のお金に魂を売ることなく、この仕事を通して、社会を生きていく上での重要な能力と精神力が身につけ、
誰に何と言われようと、自分の軸をぶらさずに、
「清く、正しく、美しく」ならぬ、「強く、正しく、美しく」生きていこうではありませんか。
たかが水商売。されど水商売。
志は高く。
ナイトクイーングランプリの運営元、日本水商売協会の代表「甲賀 香織」氏
の著書が発売されました。
新型コロナウィルス感染症の震源地として名指しされた「夜の街」。差別的扱いの実態から成長産業としての魅力まで、業界団体代表が業界の全体像を描きます。