「お店も自分の業績も不振、それは社長が高圧的だからだ」
「社長は現場をわかっていないのに、一方的な指示ばかりする」
「社長は、私たちの努力を分かろうとせずに、数字のことばかり言う」
「社長に感情的に怒鳴られるのが嫌で、皆が意見をどんどん言わなくなっている」
「皆で一致団結していたのに、社長のせいでモチベーションが下がってしまっている」
こんなことは、ありませんか。
水商売だけでなく、どの企業にもありえることです。
(「社長」「オーナー」が「専務」や「ママ」や「店長」でも同じことがあり得ると思います)
こんな時、あなたならどうしますか?
「こんなヤツの下でやってられっか!」
と辞めてしまえば、その時点であなたの能力の限界なのでしょう。
多分このように辞めてしまうタイプの人は、
次の職場でも、どこの職場でも、何か理由をつけて
「やってられっか!」と思うのでしょう。
職場を自分の成長の場としてとらえられる人は、そうは考えません。
自分は自分の成長のため、幸せな未来のために、目標をたて行動する場であって、
だから社長のせいでモチベーションが下がってしまうということには
ならないはずなのです。
そしてなにより、皆さんは、社長が、その会社を運営していくために、
どんな苦労をしているのか、深く考えたことはありますか?
もし、あなたが社長で、今の自分に今のお給料分を払うと仮定した時、
果たして自分にそれだけの価値があるだろうか、
給料の金額に見合った働きをしただろうか、と自問する必要があります。
自分の職場、社長にも感謝しながら、仕事をすることが、
そのお店を自ら選んで入り、お給料をいただいている者の義務です。
ナイトクイーングランプリの運営元、日本水商売協会の代表「甲賀 香織」氏
の著書が発売されました。
新型コロナウィルス感染症の震源地として名指しされた「夜の街」。差別的扱いの実態から成長産業としての魅力まで、業界団体代表が業界の全体像を描きます。